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アクアマリンQ&A

Q.会社を経営していますが従業員がすぐに辞めてしまいます。人選の仕方や人間関係の構築について教えてください。

A.寄人先生

既に経営者様のお体に疾患がでている場合は、仕事の相性をまず疑いますが…。
そうでない場合は、採用担当者の適正と、採用の仕方に問題があると考えます。

 

 

入社を希望される方の学歴や経歴の見極めはそこそこにして頂き、まずはお相手のお顔をじっと見つめてみてください。
例えばほっそりとした三角形の顔は一見スマートに見えるやもしれませんが、実のところ神経質な方が多いです。
このような方にはご自分一人でマイペースに行えるような部署、例えばSEや事務会計が良いかと存じます。
あまりあれこれ言わず、「君を信じている、助かっている」と持ち上げて差し上げれば、お相手も気分が良いのではないでしょうか。

 

 

耳たぶ一つとっても、薄い方は人の話を長く聞いていられないタイプの方が多いです。
このような方は歩合制の営業職などに向いていますね。人の話を聞けないということは、逆に言えば怖いものなしなわけですから、
「これだけやると、これくらいお手当てが出るよ」と気持ちの良い言葉をかけ自由に送り出してやれば、アポを取ってきます。
逆に厚いかたは、人の話をじっくり聞くタイプの方なので、情報収集能力に優れます。広告、企画やバイヤーなどをやらせてみてはいかがでしょうか。

 

 

履歴書や相手の名前を、口に出して何度も読み上げましょう。
明るい印象を受けるでしょうか、それとも暗い印象。
従業員をじっくりと観察し、相手の生まれた世代を想像するのも良いでしょう。

 

 

例えば今の20代は、物がありふれた時代に生まれ落ちたわけで、物があって当たり前、与えられて当たり前の世代なわけです。
そのような人たちに、一から掴んできなさいと言ったところで合わないわけです。
ここまで教えればわかってくれるだろうではなく、粘り強く伝え続け、甘いお菓子でも添えておけば心が綻んでいきますね。

 

 

これからは本物の実力者のみが生き残っていく時代になりますので、強い組織づくりが一つのポイントになります。
裏を返せば似つかわしくない方は、異動やお辞めになって頂くことも一つの選択肢になります。
経営者様は孤独な方が多く、お一人で大きな悩みを抱えがちです。どうかご自分を責めすぎないで、まずはリラックスしてくださいね。